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歯の診察へ
歯の診察をするためにいよいよ待合室から診察室へ入っていきました。
そこは歯科医が何人も働いており、歯科助手のお姉さん方も何人もいました。
歯科医院と言うとなんだか一人歯科医がいて二人くらい歯科助手がいるという
感じのところが一般的だというイメージがあったのですが、ここはすごいです。
なんだか椅子がたくさん並んでおり、美容院のような感じでした。
若い歯科医が私の担当になったようで、大丈夫かなぁという一抹の不安を抱えながら
勧められるまま椅子に座りました。
「どうされました?」
一番困る質問です。
「歯が痛いです。」
一番困るであろう答えをしてあげました。
少し大人げなさを反省して、しっかり症状を伝えました。
そのあとはよくある診察風景がお約束事のように進んでいきました。
「レントゲン撮らせてくださいねー。」
ダメって言ったらどうなるんだろう?
「はい。よろしくお願いします。」
ダメとは言えない自分が真面目なのか何なのか。
そんなことはさておき、変なプラスチックみたいなものを
噛まされて思いっきり唇が開いた状態、何と言うか
「いーーーーっ」という状態でレントゲンを何枚か撮られました。
歯科医のもとへ戻り、説明が始まりました。
「こことここは少し虫歯ですね。でもどうなんだろう?抜いた方がいいのかな?」
「は?抜く?」
虫歯って抜くものなの?
掘って埋めると思っていましたから歯を抜くという言葉にびっくりしました。
「これ、一番横にあるでしょ?親知らずですよ。」
「あ。そういうことですか。」
ははは。
いい大人がすっかり親知らずの存在を忘れていました。
「見てください。この歯に対して下の歯がないですよね。昔抜いたんじゃないでしょうか?」
そう言えば。
高校生の頃に下の歯、2本、親知らず抜いた記憶があります。
忘れもしないあの恐怖がまた蘇ってきました。
「えーーーっ!親知らず抜くんですか?」
はっきり言って嫌です。
でも抜かないと普通に治療することになるそうですが
普通は抜いた方がいいという先生のアドバイスを素直に受け入れました。
久々のあの激痛を味わうかと思うと
武者ぶるいがしてきました。
覚悟を決めましたら、
「それでは今度抜きましょう。この年の瀬に抜いたら年末年始いやですよね。」
「え?あ?はい。」
なんだぁ。
いい歯科医じゃん。
と思いながらひとまず安心しましたが、
よくよく考えればただ先延ばしになっただけなので同じですよね。
でもいきなり歯医者さんい行っていきなり歯を抜くと言うのは怖いですからね
やはり多少時間は欲しかったです。
「では来年親知らずを抜きますので覚悟しておいてください。」
なんなんだ?
その「覚悟」というフレーズは。
なにはともあれ、診察はこうして終わりました。
そして来年の予約を入れて新年を迎えることになりました。
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